レシピ: 捏ねる！雑穀チーズパン

久しぶりーに捏ねるパンを焼きました。中学生の時以来なので、かれこれ10数年ぶり(´∀｀) ぱっと見、気泡がちらほらで皮もこんがりなので、捏ねないやつと大して変わらない？と思いきや、食感はやわらかもっちり！うん。決してふわふわではないけど、ソフトな食感と香ばしさが同居したような感じ。味、食感共に、かなり自分の好み！

水分は、雑穀酵母液もどきを使用してほんのり甘くてもちりんこ。そこに、そのままではクセが強すぎて持て余してたウォッシュチーズ(名前は忘れた)を包んで、甘さと塩っけのコントラ〜ストを楽しみます(*´꒳`*) 強烈ウォッシュチーズも焼くと、程よく強烈臭が抜けて香ばしさが引き立ちます。

ちなみに上記、「雑穀酵母液もどき」ってナニ？はい。名前の通り、雑穀酵母風の汁物です。これ↓(使用後)

いつかどこかで、おかゆとか煮豆でも酵母を起こせると聞いて、ついつい試したくなりまして。でも敢えて粥を買ったりとかは嫌なので、冷蔵庫の中で眠っていた雑穀ミックスを思い出して実験してみました(°▽°)↓以前コストコで買った大容量16穀米ミックス

これを一本と水適量を小鍋に入れて、とろっとするまで煮たら(雑穀の芯はまだ残ってた)、汁ごと瓶に入れる。粗熱がとれたら水と蜂蜜を適量入れて、混ぜたら冷蔵庫にイン。4日間一切放置した後、常温に出す。毎日換気させて酵母が起きるまで待つ。のですが！これがねぇ、常温に置いて、待てど待てどもまったく発泡せず∑(ﾟДﾟ) え、腐ってる？と思って見るもカビはなくて、匂いはむしろ甘くてほんのり甘酒風でかなり良い香り。見た目がグロかった(紫と灰色を足して2で割ったような濁った色に、色ん粒が沈殿してる状態)ので味見はしなかったけど、品質に問題はなさそうな…。↓見た目グロいグロい(ｰ ｰ;)

結果、冷蔵庫から出して12日間待っても変化が見られず。でも腐ってもいないみたいなので、この発酵液もどきを水分としてパンを焼くことにしました。もちろん、イーストは別途入れました(´ｰ｀) 

そして本番、いざパン作り！と思って計量してたらまさかのイーストが足りなーい∑(ﾟДﾟ) いつも粉100gに対して1g入れてるのですが、どうみても0.3gグラムしかない…？ので、以前ロシアで買ったイーストをちょい入れましたが、あまり元気が無いご様子で。死んでる…？疑惑を頭から払いのけ、とりあえず入れるだけ入れてみました。そして、イースト使用にも関わらず、一次発酵を4時間とった後(やっぱりロシアンイースト弱かった？)なんとかパンが完成。

とまあ、色々波乱万丈ありましたが、完成品はまさかの大成功で、今まで焼いたやつの中でもかなり美味しくできました(*´꒳`*) やっぱり水分に使った雑穀と煮汁が良かったらしく、調味は至ってシンプルなのに、本当に風味豊かで食感もしっとりもっちり。捏ねたのも良かったのかな。では、一応レシピを記録。

大きめの拳2個分

材料: 強力粉100g、塩2g、砂糖10g、雑穀酵母液もどきの具と水分(お粥でもいいかも)80g、サラダ油大1、お好みでチーズなどの包む具

1. すべての材料をボウルに入れて、箸で混ぜて、まとまったら手で捏ねる。10分ぐらい、生地が滑らかになるまで捏ねる。水分多めでベタつきやすいです。

2. 捏ねた生地をボウルに戻し、ラップをして一次発酵。大きさが2倍以上になるまで(フィンガーチェックをしてみて)。私は20度ぐらいの部屋に4時間ほど放置しました。

3. クッキングシートに少し打ち粉をして、生地をその上に出す。軽くガス抜きをして二等分する。サイコロ状態に切ったチーズを包んで形を整える。

4. 大きさが1.5〜2倍になるまで二時発酵(私はオーブン機能を使いました)。200度に予熱したオーブンで20分ぐらい焼く。完成！ちゃんと包んだはずがチーズが横漏れ。でもお味はバッチリ笑。

切ってみると…やっぱりチーズの位置がおかしい(^^;) 所々にある雑穀のぷちぷちも香ばしい♩

おまけ談:

ちなみに、残った雑穀酵母液もどきは、蜂蜜をちょろっと入れて、相変わらず常温に放置しました。ら、なんと翌朝、泡が出てるー‼️まだほんのり、フツフツ程度ですが、まさかの酵母発生…？急にお目覚め？て言うかなぜ焼いた翌日に？あ、それかパン作りで半分ほど使用して密度が減って換気性が良くなったから、酵母が元気になったとか？

理由はよくわかりませんが、今更ながら酵母液'もどき'が本物の酵母液になろうとしているみたいなので、もう少し様子をみてみたいと思います(°▽°) うまく成長して、この酵母液でパンが焼けるといいな〜(*´꒳`*)