レシピ: 自家製!雑穀酵母液でパン
前回の記事に書きました「雑穀酵母液もどき」が、やっと「本物」の酵母液になったので、早速パンを焼きました!と言っても、実のところ、酵母液が完成しているのかどうかは、見た目では全然わかりませんでした(ー ー;)↓前回の時の写真。
ここから1週間ほど常温に放置(毎日空気を入れ替え)してたんですが、見た目はあまり変わらず(ー ー;)
一応、細かーい泡が気持ち程度に発生していたけど、数粒のゴマと2粒ほどの黒豆以外は瓶底に沈んだまま…匂いを嗅いでみたらば、甘酒の香りが薄まり、代わりにアルコール臭がほんのり。また、そもそもの液体が濁った感じゆえ、澱を確認することもできず。
なので、もういいや、と思いきってパンを焼くことにしました!だってこの酵母液、作り始めてもうかれこれ1カ月近く経ってるんだもの(^^;) さすがにこれ以上は待てない。とにかく早く使ってみたかったのです笑。とは言っても、ずっと常温放置だったのに、カビたり腐ったりしてないんだよね。やっぱり、酵母がちゃんといたってことなのかな?そう思うと自然のパワーって神秘的で素晴らしいですよね(*´꒳`*)
さて、結論から言いますと。パン、ちゃんとやけました!しっかり膨らんで、ふんわりともっちりが同居した食感になりました(*´꒳`*) お味はちょっとしか砂糖入れてないのに、ほんのり甘くて、とにかく生地が美味しーい。
ゴールデンベリー酵母の時もそうだったのですが、自家製酵母で作るパンは本当に生地の味が濃い(独特)ように感じます。材料は至ってシンプルなのに、とても奥深い味わいになる模様。ちなみに、今回の雑穀酵母と先日のゴールデンベリー酵母とでは、出来上がったパンの味が全然違いました。個人的には、雑穀酵母の方が癖がなく、優しい甘みがして、より万人受けな気がします。ではレシピを記録〜。
でっかい拳1個分の材料:
強力粉70g、砂糖5g、塩ふたつまみ、酵母液とその具50g~(捏ねながら必要に応じて追加)、サラダ油小2
1. ボウルにすべての材料を入れて、箸でぐるぐる。粉っぽさがなくなったら手で捏ねる。水分が足りない時はちょっとずつ酵母液を足す。私はダラダラと20分ほど捏ねましたが、グルテンができていれば良い。
2. 生地をボウルに入れて、ラップをして一次発酵。大きさが3倍ぐらいになるまで(私は計7時間かかりました)。フィンガーチェックをする。
3. 軽く打ち粉をして、軽くガス抜きをして、成形したら、二時発酵する。大きさが2倍になるまで。お好みでクープを入れる。私はハサミで二箇所切りました。
4. 220度に熱したオーブンで18分ほど焼く。完成(°▽°)
今回のパンは、水分の全量を酵母液にして、しっかりと捏ねました。もちろん酵母液中の雑穀達もしっかりイン。そして、恐怖の発酵…(失敗したら嫌なので、粉70gの食べきりサイズで仕込みました)
…常温放置1時間後→大きさ変わった?やばいかな…さらに1時間→あ、ちょっと大きくなった?!さらにさらに数時間→大きくなりましたー(≧∀≦) 合計7時間かかりましたが、生地はちゃんと膨らみましたYO!酵母液強し(°▽°) ちなみに、最後の2時間は先日出したばっかりのこたつに入れましたら、こたつ最強で、圧倒的に発酵が進みました笑。そして二時発酵もこたつ使用(´∀`) 断面↓(冷めないうちに切ったので断面汚め)
味は噛みしめるほどに甘みを感じます。砂糖大して入れてないのにびっくり。とにかく風味が良いです(*´꒳`*) 生地は、よく捏ねて雑穀も入っているので、食感はふんわりともっちり両方を楽しめますよ。