アボカドの爽やか冷製カッペリーニ
カッペリーニを買ったので、夏のうちにできるだけ消費したく、最近ちょこちょこ冷製パスタ作ってます。まあ別に冷製にしなくても、スープとかパエリアにも使えるんですけどね。
さて、家にアボカドがあったので、サワークリームベースのクリームソースと絡めて、冷製パスタを作りました。アクセントにナポリサラミとフレッシュディル&フェンネル(と言っても冷凍ものですが…)も追加して、風味よく、香りよく仕上げます。
材料: カッペリーニ60g、茹で塩1%、仕上げのEXVオリーブオイル、ナポリサラミ1枚、お好みでレモスコで味変
ソース[サワークリーム大1強、牛乳大2、EXVオリーブオイル大1弱、アボカド半分(冷えてるもの)、ナポリサラミ2枚、フレッシュディル・フェンネルの葉1掴み程度、塩、コショウ]
1. まずはソースを作る。サワークリームと牛乳とオリーブオイルと塩コショウを混ぜる。滑らかになったら、アボカドを入れて粗く潰す。さらに刻んだハーブ類とちぎったサラミも入れて混ぜる。必要に応じて追い塩コショウして味を整える。ソース完成。使うまで冷やしておく。
2. 茹でで、氷水で締めて、よく水気を切ったパスタをソースと混ぜ合わせる。仕上げにサラミを飾ってオリーブオイルをちょろっとかけて完成!
滑らかソースにサラミの食感と穏やかな塩気がよく合います^ ^
ハーブも本当は、本当のフレッシュものがいいのですが、冷凍でもそれなりには食感や香りは楽しめます。ぜひその時々の手持ちのフレッシュハーブをご活用くださいね!バジルやミント、チャービルとか。大葉でも和風っぽくていいかも^ ^
トリプルチーズの濃厚リングイネ
色々と邪道かもしれませんが、冷蔵庫にあった色々な食材を組み合わせて、濃度!!なチーズパスタを作りました。こんなにクリームコテコテなのは初めて作るかも。
バターに、牛乳に、サワークリームに、トリプルチーズ。乳製品をふんだんに使ったソースには、たっぷりのフレッシュディルとレーズンを少々入れて、爽やかさと甘みもプラス。
また、チーズも仕上げのペコリーノ以外はかなりマイルドなものをソースに使っているので、塩気とコクのアンチョビも1尾だけ入れました。
ちなみに、今回使ったチーズは下記の3種類!
- ロッコロ ロンバルディア: 牛のホロホロ硬質チーズ。白くて素朴で、中心に行くほどマイルド。
- ル ピック ダルジェンタル: 山羊。所謂ザ・シェーブルチーズ!フレッシュタイプで部分的に灰がまぶしてある。熟成すると表面からドロドロになるが塩気はマイルド。中はほんのり酸味があって、食感はシェーブルの中でも結構濃厚な方だと思う。クセはまあまあ?初めて食べた時は気になったけど、数日間食べていたら全く気にならなくなった。むしろ美味しく感じるようになった。慣れ?それとも熟成の違い?そのままでも加熱しても最高!
- ペコリーノ ロマーノ: おなじみの羊チーズ。9ヶ月ものなのでマイルドで甘みがあって、そのままで美味しい。とは言え、上記の2種よりは塩気があるので、ソースには入れず、仕上げのアクセントとして少し削りました。
いずれにしても、マイルドな濃厚ソースをペコリーノとアンチョビで締めて、ディルとレーズンで爽やかと甘みを足しました。もちもちのリングイネがソースによーく絡んで食べ応えも抜群。簡単なので、ぜひお好みのチーズやハーブで楽しんでみてください^ ^
材料: リングイネ65g、茹で塩0.8、仕上げのフレッシュディル、ペコリーノロマーノ
ソース[アンチョビ1尾、バター大1/2、レーズン、フレッシュディル1枝、牛乳大2、サワークリーム大1強、チーズ30g(ロッコロ、ル ピック ダルジェンタル)、コショウ]
1. パスタを茹でる。同時にソースを作る。
2. ソース。小鍋で、バターでアンチョビを弱火で焼く。ほぐれたらレーズンと刻んだディルの茎を入れて軽くソテー。茹で汁、牛乳、チーズを入れて、チーズを溶かしながら煮る。
3. 最後にサワークリームを入れてコショウを振る。ソース待機。
4. 硬めに茹でたパスタと追加で茹で汁を3に入れて中火で仕上げの煮込み。パスタの硬さとソースの濃度がちょうどよくなった盛り付け。
5. 仕上げにコショウ、ペコリーノとディルを散らして完成。
ロッコロが少し溶け残りました笑。が、超濃厚!煮ている間はソースがシャバい気もしましたが、盛り付けて食べる頃にはとろみがついて、かなり濃い〜食べ応えになりました^ ^
マンゴーソースの冷製パスタ
いつぞやのカルディで買った無糖マンゴーピューレを引っ張り出して冷製パスタを作りました。
爽やか濃厚、ほんのり甘くて、ちょい酸味もあり♩な、夏にぴったりの仕上がりとなりました。
マンゴーピューレだけだと味も食感も印象薄めなので、ハーブやバルサミコ、サワークリームにりんご(本当はフレッシュマンゴーがいいんですけどねぇ)など、冷蔵庫にある色々な残り物を追加してバランスを整えてます。あとは美味しいオリーブオイルと塩さえあれば、成功も同然。
人生初の手作り冷製パスタだけど、思いの外簡単で美味しくできることがわかったので、この夏は重宝しそうです^ ^
材料: カッペリーニ60g、茹で塩1%、仕上げのミント、バルサミコ
ソース[ミニトマト(半割)4~5個、マンゴーピューレ100g、サワークリーム大1、EXVオリーブオイル大1弱、ミント1小枝(ちぎる)、にんにく1かけ(潰す)、美味しい塩、コショウ、お好みでレモスコや練乳]
1. あらかじめソースを作って冷やしておく。
2. ソース。ミニトマトに塩を一つまみ降って軽く馴染ませる。マンゴー、サワークリーム、オリーブオイルを入れて、乳化するようによく混ぜ合わせる。ミントの半量、にんにくを入れて、塩、コショウで味を整える。お好みでレモスコや練乳で酸味、辛味、甘味を足す。
3. パスタを茹でて、氷水で締めて、よく水気を切ったら、2と合わせる。残りのミントもちぎり入れて混ぜる。
4. にんにくを除いて盛り付け。仕上げのミントを飾ってお好みでバルサミコもかける。完成。
冷製だから、ゆっくり食べても最後まで麺が伸びない笑。ちなみに、麺を入れなければ、普通にガスパチョとしても楽しめます♩
贅沢?な貧乏人のパスタ
卵とペコリーノ・ロマーノのシンプルパスタ、スパゲットーニ・ポヴェレッロ。
今回は刻みにんにくで香りも足してみました。卵一個とペコリーノがメインのソースですが、結構とろっとしていて麺とよく絡みます。
ペコリーノは9ヶ月熟成のものを使いましたが、ちゃんと爽やかさと乳の甘みがあって、塩気や癖も穏やか。個人的にはパルミジャーノ・レッジャーノ(24ヶ月)よりも、そのままで食べてちゃんと旨みを楽しめると思います。同じ羊由来だからなのか、ケソ・マンチェゴ(22ヶ月)と似た、甘みのある後味でとても美味しい。
正直、別にパスタに絡めなくても、ただバターで目玉焼きを作って、そこにペコリーノと黒コショウをかけるだけで超立派な一品!本当にこの組み合わせはド定番で美味しい。パンとかご飯に合わせてもきっと美味しいと思います^ ^
材料: パスタ65g、茹で塩1%、仕上げのペコリーノ、黒コショウ
ソース[オリーブオイル大1、刻みにんにく1片、バター大1/2、卵一個、ペコリーノ10g~、黒コショウ]
1. パスタを茹でる。茹で始めてからソースを作り開始。
2. ソース。フライパンで、弱火で、オリーブオイルとニンニクを香りが出るまで焼く。バターを入れて、卵を割り入れて目玉焼きを作る。
3. 白身が固まってきたら、パスタ湯を入れて、黄身は残して、白身だけを崩す。コショウとペコリーノを入れて乳化させる。ソース待機。
4. 少しだけ硬めに茹でたパスタを3に入れて、さらに茹で汁も入れて、中火で、黄身を崩しながら、パスタとソースを絡ませる。盛り付けて、さらにペコリーノと黒コショウをかけて完成!
貧乏人のパスタとは言うけれど、卵ソースにバターとペコリーノと黒コショウが入ればもう超贅沢!とても旨みがあって美味しいです^ ^
フェンネルとイワシ缶のパスタ
スーパーでフレッシュフェンネルを発見したので、パントリーで眠っていたいつぞやのカルディのイワシ缶と合わせてパスタを作りました。
本場を知らないので若干自己流ではありますが、定番のフェンネル、イワシ、レーズンの組み合わせに、バルサミコで甘みも少し足して、爽やかさ溢れるとても崇高なパスタになりました!笑
ちなみに、フェンネルは下処理がすっごく面倒だったので、もう二度と買うことも(=このパスタを作ることも)ないと思うけど、味は良かったので一応レシピは記録しておきます。
材料: パスタ60g、茹で塩0.7%、飾りのフェンネルの葉
ソース(2人分): オリーブオイル大1、にんにく1片(みじん切り)、レーズン大2、フェンネル100g弱(本体と葉)、イワシ缶1コ、塩、コショウ、バルサミコ少々
1. まずはソース作り。ある程度できてからパスタを茹でた方がベター。ソースは2人前ぐらいの量なので、使わない分はパスタと混ぜる前たな取り分けでおく。
2. ソース。フライパンでオリーブオイルとニンニクを弱火で炒める。香りが出たらレーズンとフェンネルの本体(スライス)を入れて、軽く塩を振って炒める。さらにイワシ缶も投入して、イワシを崩しながら煮込む。
3. ソースが詰まってきたらフェンネルの葉とバルサミコを入れて、パスタの茹で汁も足して伸ばす。塩、コショウで味を整えたらソース待機。
4. 硬めに茹でたパスタと茹で汁適量を3に入れて、火を強めて煮込む。パスタの硬さとソースの濃度がちょうどよくなったら完成。盛り付けて、フレッシュフェンネルの葉を飾る。
このソースはオイルベースなのでシンプルあっさりに見えますが、パンチが強い材料が勢揃いゆえ、実はとても濃厚!だからパスタはぜひ太麺がおすすめです。今回はプリムスの2.2㍉のロングパスタを使いましたが、本来はブカティーニを使うそうです。ちなみにプリムスは思いのほか主張が弱めだったので、アフェルトラの方がもっとソースとの相性は良かったかも。
サバ味噌煮缶のクリームパスタ
サワークリーム消費のラスト。サバ味噌缶にフレッシュローズマリーとガーリックを合わせて、サワークリームでまとめました。
今回はオリーブオイルではなくパンプキンシードオリーブオイルを使いました。独特の香ばしさとローズマリー、ニンニクの香りも相まって、思いの外本格的な味に仕上がりました。いつもの鯖缶の味でもなければ、ザ和風!な感じでもなく、とにかくそれっぽい!のです笑。
とても美味しいので、鯖缶が中途半端に余った時やちょっと味変がしたいときにぜひおすすめです^ ^
材料: パスタ65g、茹で塩0.8%
ソース[パンプキンシードオイル大1弱、ニンニク1片(潰して粗切り)、フレッシュローズマリー1枝(適当にちぎる)、サバ味噌煮缶(2/3缶、汁ごと)、コショウ、お好みで唐辛子、サワークリーム大2]
1. パスタ湯を沸かしてパスタを茹でる。並行してソース作り。
2. 小鍋にオイル、ニンニク、ローズマリー、唐辛子を入れて弱火で香りを出す。鯖缶を入れほぐしながら煮る。コショウもする。詰まってきたら茹で汁を入れて待機。パスタが茹で上がる少し前になったソースにサワークリームを入れて溶かす。
3. 2に硬めに茹でたパスタと茹で汁適量を入れて火を強めて煮る。パスタの硬さとソースの濃度がちょうどよくなったら盛り付け。お好みでコショウをふる。
サバ味噌煮缶なのにお味は完成に洋風!味噌の甘辛さは残ってるけど、ニンニクとローズマリーが加わるだけであら不思議。締まりがあって香深い本格味になりますよ♩
グリーンピースとサワークリームのパスタ。ルマーケで
ルマーケと言う名のパスタ。意味はカタツムリ。
この穴にソースや具が入り込んで、ソースと麺を一緒に楽しめるのが特徴。なので、今日はグリーンピースをイン!して楽しみました。そしてついでにパンチェッタも刺さってます笑。
サワークリームは濃厚で爽やか、かつ少量で買えて生クリームよりも若干(?)お安いので最近ハマってます。美味しくて使いやすくて、しかも安い。最高ですね!煮詰めたらちゃんと濃厚なソースになるんだけど、クドくはないので、実は結構万人受けする調味料だと思います。
ちなみに、今回のソースの主役はグリーンピースとサワークリームな気がしますが、実はフレッシュバジルが大役だったりします。パンチェッタの脂と煮て香りをしっかり引き出すことで、食べる時もはっきりとした爽やかさと風味を感じられます!ちなみにパンチェッタは言わずもがなで動物性の旨みと深みをプラスしてくれます。ぷりぷり食感も好き♩
材料: パスタ60g、茹で塩0.8%、仕上げのパルミジャーノ、お好みで味変にレモスコ
ソース[パンチェッタ40gぐらい(短冊)、冷凍グリーンピース40g、フレッシュバジル2枝、サワークリーム大2、コショウ]
1. パスタ湯を沸かしてパスタを茹でる。ソースは少し前もって準備した方がいいかも。
2. ソース。小鍋でパンチェッタを弱火でこんがりと脂が出るまで焼く。カリカリにはしない!3. 2にグリーンピースを入れて炒め、軽く香ばしくなったらバジルの2/3をちぎり入れて軽く炒める。パスタの茹で汁を適量入れて、グリーンピースを潰しながら煮込む。コショウもする。
4. 3にサワークリームを入れ、硬めに茹でた麺と茹で汁も加えて煮込む。ここで残りのバジルもちぎり入れる。パスタの硬さとソースの濃度がちょうどよくなったら盛り付け。仕上げにパルミジャーノをたっぷり削る。
豆の食感ともちもちパスタ、濃厚なパンチェッタとサワークリーム、そしてバジルの香り!全体的に材料はシンプルだけど、とても美味しいパスタに仕上がりました。ルマーケに入り込んだグリーンピースがいい感じで、食べ応えも抜群です!お好みで、途中でレモスコをかけてジャンキーに味変してみるのもおすすめ^ ^