れおた日記

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面接官いろいろ①

「人を散々リスク呼ばわりした挙句、反論されて怒る」面接官

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某日系アセマネ会社にて。

ポジ:即戦力求む!セールス職

参加者:面接官一人と私

()は私の心の声、解説は一番最後。

 

紆余曲折の後…

面:海外志向は強い方ですか?

私:はい。強いです。ずっと住んでたのでこともありますし。

面:そういうのってリスクなんだよねぇ。なんかleoTさんって主張強そうだし、結構外向きだし、そういう人って、企業にとって扱いにくいんですよね~。

私:??(何、リスクって。主張の強さはともかく、海外志向とかって関係なくね?てか運用会社なんだから、それむしろ必要だよね?しかも扱いにくいって、それお前が扱えねえってだけだろ。無能なお前がさ。)

 

心の声を踏まえ、以下のように反論しました。

私:「リスクリスクと仰いますが、何がリスクなのでしょうか?人は個々に癖やアクも含めた特徴があります。時にはそれらの特徴が故に成就もできます。それらをキーポイントと思って伸ばすもリスクととらえることもできます。つまり、御社は社員にパフォーマンス、つまりハイリターンを求めるのに、社員のリスクは取りたくないと?そもそも認めさえしないと?でもってノーリスクハイリターンが欲しいと?そんな都合の良い話はないと思うんですけどね。あ、でも、御社は自称、最先端の商品を開発&運用手法を採用する日本随一の運用会社だから、ノーリスクハイリターンな手法をきっとみつけたのでしょうね。せひご教示いただきたい!(笑顔で目をキラキラさせて)

面:何を言ってるんだね君は!(激おこぷんぷん丸)

私:てへっ♡(お前こそ何を言ってやがる)

 

解説:

そもそもリスクって何よ。完璧な人はいません。なぜなら、完璧の定義は人それぞれだからです。同じように、リスクのない人も存在しません。なぜなら、個々が思い描くリスクは異なり、私にとってリスキーなあなたは、彼にとっては魅力的なきらきら人間かもしれない。面接官の彼が思い描く、リスクがなくてハイパフォーマンスを出してくれる人物像ってどんなんでしょう?そもそもいるのか?

客観的に、自身が求める完璧君or完璧ちゃんが欲しければ、一から新卒を育てるのが、ある意味手っ取り早い。でもその場合、当然即戦力にはなり得ないからやっぱりコスト=リスクは発生するわけですよ。せっかく育て上げても、結果出す前に辞めたり、自社を踏み台に転職する可能性があったり(私がよくやってたパターン)。

もちろん、プロだけど何かしらの癖やアクをもつ経験者よりは、自前で育てた方が思い描くような人物に仕上げやすいが、結局は誰をとっても、何をしても人間(社員)リスクを排除することはできない。当たり前ですよね。そんなの求めてたらそれこそ、じゃAIやロボットに…って話になる。

だから、会社や人事って、社員のそれらの(良くも悪くも)特徴に気づき、伸ばすヒントを与え、業績に貢献できるよう上手く仕向けるのが大事であり、その会社の力量や将来性のパラメーターでもあると考えています。そういう点では、このアセマネの担当者は、ハナからリスクって言葉を人に対して連発していて、大丈夫か、こいつ?と思ったし、そんな輩が人事部長って、この会社のマネジメントはカオスか!と心の中でショックを受けました。

正直、人と違う結果を得たいなら人と違うことをやる必要があります。投資でもそうだし、仕事のパフォーマンスだってそう。このアセマネでは、高パフォーマンスを社員を求めていました。なのに、扱いにくかったり、何かしらの癖のある人間は敬遠するらしい。えぇー。なんと都合のいい!素人が言うならまだしも、リスクリターンの関係性について一番理解しているはずのアセマネの志向となるとちょっとショッキングー。まあ、会社(人事)としてできるだけ、安泰な人を選び波風を立てたくないという気持ちはわかりますが、ものは言い方で、それをあからさまに求職者に言ってしまうってのはもうはやunprofessionalとしか言いようがないです。以上、なんか印象に残る面接官についてのお話でした。

 

ちなみに、面接の結果は当然不合格となりました。そりゃそうで、異論はありません。まあ、言う方も言う方なら、わざと言い返す方も言い返す方…お互い様ですね(^^; 面接はお互いの求める条件もさながら、ご縁も多いに関係すると考えいるので、今回ご縁がなかったのですな。まあ、でも、この変な議論に付き合っていただけたと言う点で、同面接官には、何気に縁を感じてる今頃。笑